ワーク・ライフ・バランス支援事例– 現場で起きた変化と、そのプロセス –
変わったのは、
制度よりも、現場でした。
ワーク・ライフ・バランス支援で、
現場にどんな変化が起きたのか。
成功談ではなく、
実際に起きたプロセスを紹介します。
このページについて
このページでは、
セントワークスが
ワーク・ライフ・バランス支援を行う中で見てきた
「現場で実際に起きた変化」を、事例として紹介します。
数値や制度の一覧ではなく、
どのような課題があり、どんな順序で変わっていったのか
その過程に焦点を当てています。
事例① 管理職が一人で抱え込まなくなったケース
導入前の状況
- 残業削減の方針は出ていた
- しかし業務量は変わらず
- 管理職が調整役として疲弊していた
現場では、
「これ以上どうすればいいのか分からない」
という声が上がっていました。
取り組みのポイント
- 管理職へのヒアリングからスタート
- 業務の属人化・判断集中を整理
- 「管理職が背負っている役割」を言語化
制度を先に変えるのではなく、
現場で起きていることを整理することを重視しました。
起きた変化
- 管理職同士で状況を共有できるようになった
- 判断基準が明確になり、迷いが減った
- 現場での調整が個人任せでなくなった
結果として、
管理職の心理的負担が軽減され、現場が安定して回るようになりました。
事例② 「制度はあるのに人が辞める」状態から抜け出したケース
導入前の状況
- 育休・介護休業制度は整っていた
- それでも若手・中堅の離職が続いていた
- 経営層は原因がつかめずにいた
取り組みのポイント
- 離職理由ではなく「離職の前兆」に注目
- 管理職・人事・現場の認識ギャップを整理
- WLBを福利厚生ではなく経営課題として再定義
起きた変化
- 管理職が早い段階で変化に気づけるようになった
- 制度の使われ方が整理された
- 「相談してもよい」という空気が生まれた
結果として、
突然の退職や休職が減少し、人が残る前提での組織運営が進み始めました。
事例③ 介護・育児の問題が「突然の離職」につながらなくなったケース
導入前の状況
- 介護や育児の相談がほとんどなかった
- ある日、突然の休職・退職が発生
- 周囲の負担が一気に増えた
取り組みのポイント
- 介護・育児を特別視しない姿勢を共有
- 管理職・人事向けに対応整理を実施
- 相談の流れ・判断基準を明確化
起きた変化
- 早い段階で相談が上がるようになった
- 仕事の調整が事前にできるようになった
- 周囲のフォロー負担が偏らなくなった
介護や育児が、
「突然起きるリスク」ではなく「想定された課題」 として扱われるようになりました。
共通しているのは「順序」を間違えなかったこと
これらの事例に共通しているのは、
いきなり制度を変えなかったことです。
- 現状を整理する
- 認識のズレを言語化する
- 現場が回る形で設計する
この順序を守ることで、
無理のない変化が生まれました。
あなたの組織では、どこに近いでしょうか
ここで紹介した事例は、
特別な企業の話ではありません。
- 管理職が疲弊している
- 人が静かに辞めていく
- 介護・育児の課題が見え始めている
どれか一つでも当てはまるなら、
すでに同じスタートラインに立っています。
事例を「自社の話」に変えるために
事例は、
真似するためにあるのではありません。
自社では何が起きているのかを考える材料です。
まずは、
あなたの組織の状況を整理するところから
始めてみませんか。
